NECのVALUESTAR PC-VT5008Dが起動途中で固まったり、BIOSの画面まで出ないとのこと。知り合いに見てもらったところ、マザーボード上のコンデンサがパンクしているので、交換してほしいという依頼でした。
お伺いして、マザーボード上の電解コンデンサを確認。確かにぷっくりと腫れていました。アイソレーションのため保守用の電源と交換しましたが、現象は変わりませんでした。やはり、マザーボード上の電解コンデンサがやられているようです。
持ち帰り修理とさせていただき、コンデンサを注文しました。470μF10v、1000μF10v、1500μF6.3vの3つです。電解コンデンサに囲まれるように、MOS-FETが配置されていました。この熱が原因でコンデンサの劣化を早めてしまったんでしょう。明らかに設計ミスです。
注文の翌々日に部品が届きましたので、マザーボードをケースから取り外して、交換しました。マザーボードは、取り外ししやすいようにスライド式になっていました。コンデンサは、1000μFのものが、元のものより太かったのできちんと収まりませんでした。
元に戻して、電源投入。見事復活しました。24時間エージング運転でも異常なしでしたので、納品。
メーカ修理ですと、下手すればマザーボード交換で数万円かかってしまいますが、IT工房にんにく庵でコンデンサの交換程度なら、部品代含め1万円でおつりが来ます。
VALUESTAR_PC-VT5008Dは、スリムタイプのディスクトップPCです。メンテナビリティが良くできているのですが、ケースの建て付けが悪く、かなり力を入れないと外れません。
背面の「かんぬき」をスライドさせてDVDドライブの下の部分を押さえながら、思いっきりずらすと外れます。
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