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2008年10月15日  カテゴリー:故障・修理・トラブル・障害

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キーボードの暴走

「文字が勝手に入力される」、「ポンポン太鼓を叩く音がする」、「Excel使用中勝手に違うセルに移動する」、「Yahooの検索欄に文字を入力しようとすると、¥マークがどんどん入力される」、「パソコン起動直後にピーピーする」などお客さんによって現象はまちまちですが、不良箇所は全て、キーボードでした。NECのノートパソコンで3件立て続けに発生しました。機種はまちまちですが、全て同じ型番(AEMK2KEJ)のキーボードが使われていました。

検索サイトで、この型番を入力すると、同現象の言葉がちらほら見られますので、経年変化による欠陥品だと思われます。メーカに修理へ出すと、部品代と交換工賃合わせて2万円くらいしてしまいます。リコール扱いは、多分してくれないでしょうね。

この不具合は、ある不特定のキーが電気的に押され続けてしまうからなのですが、上記現象と直接結びつかないものもあります。

「ポンポン太鼓をたたく音がする」というのは、「一般の警告音」だったのですが、「Windows XP Ding.wav」というサウンドファイルの音です。Windows起動直後の状態で、スペースキーを押すと鳴ることがあります。無効なキー入力があったりすると鳴るものです。

「パソコン起動直後にピーピーする」というのも、NECのロゴが表示されるタイミングで、適当なキーを押すと、ブザーが鳴ります。

スペースキーが電気的に押されっぱなしになるなる不良キーボードを、テスターチャックしてみました。スペースキーが押されると導通/非導通される組み合わせの端子の非導通抵抗が、数KΩありました。通常導通時数Ω~数百Ω、非導通時∞Ω(絶縁)でしたので、キーを押してなくても、電気的には押していると判断されるようです。

正常なスペースキー
放したときは∞Ω
正常なスペースキー
押したときは数Ω~数百Ω
端子をテスターで当たってる様子

 

キーボード・スキャン回路のスレッショルド・レベル(threshold、閾値)が低いため、誤作動してしまうのかもしれません。
このタイプのキーボードは、メンブレンキーボードにラバードームを乗せ、パンタグラフ式のキートップを使っています。安価に製造できますが、耐久性は低いといわれています。また、強く押し続けると、今回のような導通トラブルになることがあります。

オークションにて同型番の新品キーボードを入手して、交換しました。

内容費用
キーボード(AEMK2KEJ)新品
6,000.-
工賃
4,000.-
合計
10,000.-

 

キーボード型番:AEMK2KEJを使用している機種は、以下のような型番のNEC LaVieシリーズです。

PC-LL5504D(LL550/4D)、PC-LL5304D(LL530/4D)、PC-LL5004D(LL500/4D)、PC-LL5104D(LL510/4D)、PC-LL5704D(LL570/4D)、PC-LL5505D(LL550/5D)、PC-LL5705D(LL570/5D)、PC-LL5105D(LL510/5D)、PC-LL5305D(LL530/5D)、PC-LL5005D(LL500/5D)、PC-LL5705D(LL570/5D)、PC-LL5305D(LL530/5D)、PC-LL7005D(LL700/5D)、PC-LL7104D(LL710/4D)、PC-LL7004D(LL700/4D)、PC-LL7105D(LL710/5D)、PC-LL7305D(LL730/5D)、PC-LL7705D(LL770/5D)、PC-LL7005(LL700/5)、PC-LL5006D(LL500/6D)、PC-LL5506D(LL550/6D)、PC-LL5306D(LL530/6D)、PC-LL7006D(LL700/6D)、PC-LL7506D(LL750/6D)、PC-LL7305D(LL730/5D)、PC-LL7505D(LL750/5D)

 

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2008年10月21日  カテゴリー:故障・修理・トラブル・障害

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CPUが錆びてます

シャープ Mebius PC-RD1-D3Mの修理で、中を分解したときの話です。

冷却ファン周辺に綿ぼこりが多量についていたので、清掃のため、冷却ファンを取り外しました。この冷却ファンは、CPUのヒートシンクと一体構造になっているため、ヒートシンクを外さないと、取り出せません。

  冷却ファン周辺の綿ぼこり ヒートシンクにたまったホコリ  

CPUのヒートシンクを取り外したら、「何じゃこりゃ」です。CPUの金属パッケージ表面がサビサビです。通常CPUのパッケージ表面には、シリコングリスなどを塗って、胴のヒートシンクに熱が伝わりやすくしていますが、これは、そのようなものが塗られている形跡が全くありませんでした。

多分、組み立て時に塗る(または、貼る)のを忘れたのではないでしょうか。

製造から約5年経過しているモデルですから、長期間の使用で結露などにより錆びてしまったのではないでしょうか。ヒートシンク側は、胴でしたので、それほど錆は進行していませんでした。

CPUは、ソケットから取り外して、サンドペーパーにて錆を落とし、シリコングリスを塗っておきました。

修理したMebiusは、フリーズやファンの異音もなくなり、調子が良くなりました。

  CPUがさび付いたPentium4   CPUを外したところ

 

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