「文字が勝手に入力される」、「ポンポン太鼓を叩く音がする」、「Excel使用中勝手に違うセルに移動する」、「Yahooの検索欄に文字を入力しようとすると、¥マークがどんどん入力される」、「パソコン起動直後にピーピーする」などお客さんによって現象はまちまちですが、不良箇所は全て、キーボードでした。NECのノートパソコンで3件立て続けに発生しました。機種はまちまちですが、全て同じ型番(AEMK2KEJ)のキーボードが使われていました。
検索サイトで、この型番を入力すると、同現象の言葉がちらほら見られますので、経年変化による欠陥品だと思われます。メーカに修理へ出すと、部品代と交換工賃合わせて2万円くらいしてしまいます。リコール扱いは、多分してくれないでしょうね。
この不具合は、ある不特定のキーが電気的に押され続けてしまうからなのですが、上記現象と直接結びつかないものもあります。
「ポンポン太鼓をたたく音がする」というのは、「一般の警告音」だったのですが、「Windows XP Ding.wav」というサウンドファイルの音です。Windows起動直後の状態で、スペースキーを押すと鳴ることがあります。無効なキー入力があったりすると鳴るものです。
「パソコン起動直後にピーピーする」というのも、NECのロゴが表示されるタイミングで、適当なキーを押すと、ブザーが鳴ります。
スペースキーが電気的に押されっぱなしになるなる不良キーボードを、テスターチャックしてみました。スペースキーが押されると導通/非導通される組み合わせの端子の非導通抵抗が、数KΩありました。通常導通時数Ω~数百Ω、非導通時∞Ω(絶縁)でしたので、キーを押してなくても、電気的には押していると判断されるようです。
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| 正常なスペースキー 放したときは∞Ω |
正常なスペースキー 押したときは数Ω~数百Ω |
端子をテスターで当たってる様子 |
キーボード・スキャン回路のスレッショルド・レベル(threshold、閾値)が低いため、誤作動してしまうのかもしれません。
このタイプのキーボードは、メンブレンキーボードにラバードームを乗せ、パンタグラフ式のキートップを使っています。安価に製造できますが、耐久性は低いといわれています。また、強く押し続けると、今回のような導通トラブルになることがあります。
オークションにて同型番の新品キーボードを入手して、交換しました。
| 内容 | 費用 |
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| キーボード(AEMK2KEJ)新品 |
6,000.-
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| 工賃 |
4,000.-
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合計
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10,000.-
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キーボード型番:AEMK2KEJを使用している機種は、以下のような型番のNEC LaVieシリーズです。
PC-LL5504D(LL550/4D)、PC-LL5304D(LL530/4D)、PC-LL5004D(LL500/4D)、PC-LL5104D(LL510/4D)、PC-LL5704D(LL570/4D)、PC-LL5505D(LL550/5D)、PC-LL5705D(LL570/5D)、PC-LL5105D(LL510/5D)、PC-LL5305D(LL530/5D)、PC-LL5005D(LL500/5D)、PC-LL5705D(LL570/5D)、PC-LL5305D(LL530/5D)、PC-LL7005D(LL700/5D)、PC-LL7104D(LL710/4D)、PC-LL7004D(LL700/4D)、PC-LL7105D(LL710/5D)、PC-LL7305D(LL730/5D)、PC-LL7705D(LL770/5D)、PC-LL7005(LL700/5)、PC-LL5006D(LL500/6D)、PC-LL5506D(LL550/6D)、PC-LL5306D(LL530/6D)、PC-LL7006D(LL700/6D)、PC-LL7506D(LL750/6D)、PC-LL7305D(LL730/5D)、PC-LL7505D(LL750/5D)
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