同一機種が同じ時期にHDD故障
一日違いで、VAIO TypeF VGN-FS22BとVGN-FS30Bの故障対応をしました。
症状はどちらも、「起動に時間がかかる」、「起動後も動きが遅い」などでした。
結論からいうと、ハードディスクの物理的な障害でした。ハードディスクの読み込みエラーが多発していました。
どちらのVAIOも東芝製MK8025GAS(2.5インチIDE、80GB)でした。
| 同時に修理に来たVAIO TypeF VGN-FS22BとVGN-FS30B | 東芝製MK8025GAS(2.5インチIDE、80GB) |
遅くなる原因は、ハードディスクのリードエラーのためにリトライをくり返し、パフォーマンスが落ちるからと思われがちですが、実際は違います。
Windows2000やXPは、ハードディスクのリードエラーが既定回数以上起こると、ディスクとメモリーとの転送速度を徐々に遅くしていきます。たとえば、ウルトラDMAモード5だったものが、モード4→モード3と下がっていき、最終的には、DMAをやめてしまい、PIOモードになってしまいます。PIOモードになってしまうと、転送速度もさることながら、CPUが介在するようになるため、実効速度はさらに遅くなってしまいます。体感的には、古いCD-ROMドライブからデータを読み込んでるようなスピードです。詳細は、「文書番号: 817472 複数回のタイムアウトまたは CRC エラーの発生後 IDE ATA および ATAPI ディスクで PIO モードが使用される」などをご覧ください。
| ハードディスクがPIOモードになっている | 正常時は、ウルトラDMAモード5 |
イベントログを見てみると、毎日のようにdiskエラーが出ていたのが分かります。
ハードディスクのDiagnosticsテストを流すと、「Uncorrectable CRC or ECC error」が多発しています。
| イベントログのエラー | Uncorrectable CRC or ECC error多発 |
両方のパソコンともリカバリーCDは、作成していなかったそうですので、まずは、瀕死状態のHDDからリカバリーCDの作成です。VGN-FS22Bのほうは、作成できましたが、VGN-FS30Bは、エラーになってしまいました。HDDバックアップソフトでリカバリー領域を抜き出そうとしましたが、こちらもセクターリードエラーとなってしまいました。
リカバリーディスクなしということで、OEM版のWindowsXPからのインストールとなってしまいました。このような場合、プロダクトキーは、パソコン本体に貼られたプロダクトシールのものを使用すれば、ライセンス的には問題ないと思います。
ドライバーは、VAIOのサイトから最新のものを入手して何とかなりますが、付属ソフトなどは、提供されていないものが多いので、あきらめてもらうことになります。(個人的には、そのほうがスッキリしてていいと思いますが・・・)
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| 2.5インチ 160GB HDD |
7,000.-
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| 工賃(データ救済、OS再インストール、アップデート、アプリインストール等) |
15,000.-
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合計
|
22,000.-
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