今回のケースは、C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEMが壊れていただけの事例です。
| 次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした: オリジナルセットアップ CD-ROM から Windows セットアップを起動して、このファイルを修復できます。 修復するには、最初の画面で'R'キーを押してください。 |
機種は、富士通製FMV DESKPOWER CE50G7デスクトップパソコンWindows XPでした。データの救済とリカバリーの依頼です。メーカのサポート担当からリカバリーを宣言されたたため、その前にデータを救済したいとのことでした。
ハードディスクのサーフェステストはエラーが無く、chkdskも全くエラーがありませんでした。どうやら単純にSYSTEMが壊れているようです。このSYSTEMというファイルは、レジストリーと呼ばれているWindowsの設定がぎっしり詰まったデータベースです。作りが悪いのか、よく破損してWindowsの起動ができないことがあります。レジストリが破損するとセーフモードでも立ち上がらないケースが多く、一般の方には、どうすることもできなくなります。
レジストリの修復は、リカバリポイントに保存されているちょっと古いレジストリファイル郡をC:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG内に上書き保存することで、修復できるケースがあります。
リカバリポイントは、C:\System Volume Information\_restore{GUID}\
RPxx\snapshotの中にあります。RPxxのxxは、リカバリポイントごとに作られますので、ファイル日付をみて新しめのを選びます。
※GUIDの部分は、英数字の混ざった長ったらしい名前になります。
System Volume InformationフォルダがNTFSフォーマットの場合、特殊なアクセス権が設定されていますので、読み取りするのも困難です。簡単にコピーするには、KNOPPIXなどのLive CDタイプのLinuxなどを使用するとよいでしょう。
リカバリポイントにあるレジストリのスナップショットは、頭に_REGISTRY_MACHINE_という名前が付いていますので、リネームして、あげます。
以下のファイルをリネームして、SYSTEM32\CONFIG\内に上書きします。
| _REGISTRY_MACHINE_SAM | → | SAM |
| _REGISTRY_MACHINE_SECURITY | → | SECURITY |
| _REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE | → | SOFTWARE |
| _REGISTRY_MACHINE_SYSTEM | → | SYSTEM |
| _REGISTRY_USER_.DEFAULT | → | DEFAULT |
DEFAULTのみ「.」が付いているので、気をつけてください。エラーのあったファイルSYSTEMのみ上書きすればいい場合もありますが、他のファイルとの不整合が起きるといけませんので、5つ全てを上書きしたほうがいいようです。なお、念のためsystem32\config内のファイルは、バックアップしてから上書きしたほうがいいでしょう。
安易な方法として、C:\WINDOWS\REPAIR内にあるレジストリのバックアップを使う方法がありますが、中身が古すぎて使い物にならない場合が多く、Windows自体立ち上がらないことも多いので、お勧めしません。
| C:\System Volume Information\_restore{xxxxx}\ RPxx\snapshot |
C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG |
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| 作業(トラブル対応)2時間 | 4,000円 |
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