Invalid partition tableにてWindows立ち上がらない
電源オン、メーカロゴを表示後、「Invalid partition table」を表示して、Windows XPが起動しないとのこと。
MBR(Master Boot Record)のブートストラップローダというIPLブログラムが、「パーティション情報がおかしいよ」と言っているので、ハードディスクが物理的か論理的に破損していると思われます。
今回のケースは、論理的な破損で、無事Windowsが起動するようになった奇跡の生還事例です。
まず、MBRをセクタエディタを使い見てみます。(わたしは、Acronis Disk Director Suite付属のDisk Editorを使っています)
LBA=0(C=0/H=0/S=1)がMBRです。黒で反転表示した部分がブートストラップローダ部分です。WindowsXPのものです。
赤で囲まれた部分は、第1パーティションのテーブル情報です。先頭バイトが00ですので起動パーティションではありません。5バイト目が06ですので、FATパーティションということがわかります。後述しますが、第1パーティションは、DellのDiagnosticsです。
第2パーティションテーブル情報は、水色の80から始まる部分です。80ですので、ブートパーティションです。5バイト目の赤色が07なので、NTFSパーティションです。開始位置は、ピンク色をリトルエンディアンで読んで0000FB04です。10進数でLBA=64260セクター目となります。
最後のブートシグニチャ55AAもOKです。ということでMBR部分に問題はありませんので、Invalid partition tableになる原因が分かりません。
念のためブートパーティション(第2パーティション)のブートセクタも見てみます。先ほどの64260番目のセクターとなります。(C=4/H=0/S=1)
反転部分をよくみると先ほどのMBRのブートストラップローダと全く同じです。どうやら自力で修復しようとして誤って上書きしてしまったようです。
バックアップブートセクタを見てみました。パーティション2の最終セクタに保存されていますので、MBRのパーティションテーブルから計算します。ピンク(開始セクタ)+黄色(総セクタ)-1=0000FB04+0DF741B9-1=64260+234308025-1=234372284セクター(C=14588/H=254/S=63)となります。
幸いにもバックアップブートセクタが生きていましたので、セクタコピーし、パーティション2のブートセクターに上書きしたところ、無事Windowsが起動しました。と言いたいところですが、Security toolに感染していて、立ち上がりませんでした。駆除後正常起動しました。
下の画像は、パーティション情報を別の視点で見たものです。testdiskという壊れたパーティションテーブルを解析して復活することができるツールです。第1パーティションがDellUtilityというボリューム名であることが分かります。

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