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2007年03月29日

単相3線式は平衡率が重要

かなり前の話(夏の頃)ですが、エアコンをフル稼働するとメインブレーカがしょっちゅう飛ぶとのことで、見てほしいと依頼を受けました。

配電盤電力使用状況

この事務所は、単相3線式を引き込んでいました。各ブレーカの電流をクランプメータで測定したところ、エアコンを使ってるブレーカが、容量オーバしていました。しかし、ブレーカが落ちるのは、メインブレーカでしたので、こちらの電流も測定しました。定格50Aのブレーカでしたが、最大でも35A程度。
普通なら、メインブレーカfが落ちることはありません。
しかし、単相3線式の場合、L1(黒)とL2(赤)を流れる電流の比(平衡率という)が40%を超えてると、ブレーカが作動します。
L1が35A。、L2が20Aでしたので(1-20/35)x100=43% となり、ブレーカが飛んでもおかしくないバランスでした。

お客さんに報告して、定格オーバしてるブレーカの負荷の一部をL2のほうに負荷分散する工事をすれば改善しますと報告しました。
事務所の電気工事を昔から手がけているところに依頼するとのことでしたので、報告書をお見せすれば、専門家だからいいようにしてくれるでしょうということでお任せしました。

後日工事完了後見てみると、ブレーカを一個増設してエアコン用にしてありました。そこまではいいとして、メインブレーカも容量の大きいものに変更してありました。
そこまでしなくても十分な容量なのにと思いましたが、あとの祭りですね。

 

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